FLEXについて。OPENまで

今から約8年も前の2009年12月。

「Inspiration space FLEX」というお店をOPENしました。

約2年弱運営し、その後はアートイベントを各地で開催していました。

特に「元町・中華街アートピクニック」は大きなイベントになりました。

最終的には元町・中華街にて「元町中華街ピープルピクニック」という形で、メディアで紹介されない素敵な方や場所にスポットを当ててインタビュー形式のWEBサイトを知り合い経由で制作しました。


今でもいちよう残っています。

元町・中華街ピープルピクニック:http://flex-info.com/peoplepicnic/


そんな話を思い出しながら3-4回に分けて書いていこうと思います。


2008年。

社会人2年目になって仕事にも慣れ、「何かしたい」という衝動に駆られていました。


良く会う中学時代の同級生を誘って、横浜市栄区のサイゼリアでMTGをしていました。

彼は新卒でWEBプロデュース会社に入っていて、学生時代はイベント開催やDJを行い、

人が集まる場が得意で人当りも良く、僕とは反対の性格という印象を学生時代は持っていました。


僕は学生時代から写真を撮るのが好きで、自分の撮る写真にも少しだけ自信を持っていました。新卒からの営業活動では、契約をすると写真撮影をすることも多く、その意味でも自信を持っていました。それら「写真を展示する場が欲しい」「何となくアートが好き」という思いで何かできないか…と考えていました。

一方、もう1名の彼は「人が集まる場が好き」「映画や音楽を聴いた後に残る思いが好き」という考えがあり、エンターテイメント的なことが大好きでした。


共通して「日常に+(プラス)される何かが好き」という思いもあり「日常に+を持ち帰る」をコンセプトとして何かやろう、という考えになりました。


また、inspirationを得られるような場を創りたいと考え、「FLEX」という柔軟な場を創ろうという意味で「Inspiration space FLEX」という名を付けて、活動を始めました。

まずは、お金を持ち出しではなく共通の口座で月5万ずつ1年間貯めてそのお金で動こうということで、始めるまで構想を練りながらお金を貯めることを始めました。


「で、何をしよう」


漠然と検討していたら、「何となくアートが好き」「写真が好き」「ヒトが集まる場を作りたい」ということでアートギャラリー兼雑貨屋をやることに決定。

どういうビジネスモデルでやろうか考えていましたが、ギャラリーということで「額を貸す」というまずは単純なモデルに。これで家賃分を集めればとりあえずは安心。

「アートを見る場」を作る際に1名のクリエイターの展示するのではなく、何かそこにいけば自分のお気に入りが1つでも見つかるように…

ということで複数名の展示の場を創ることに決定。


FLEX側が提供するテーマに沿って、好きなアート作品を展示してもらおう、ということで

コンセプト・ビジネスモデルなどを決めていきました。


そこからは、物件決めを行い、知り合いの内装屋さんやデザイナーにイメージパスを

作成してもらい内装制作の準備を進めていきました。

ホームセンターに通い詰め、展示してくれる方を夜中掛けてmixiやクリエイターポータルサイトなどで集い、アプローチメールを送りまくり、何とかOPENに向かっていきました。

WEB上でレジ機を仕入れ、もう1名の友人の自宅の家具を利用したり、展示用品をIKEAで購入し、委託商品用のBOXを材料費のみでボランティアで作成してくれる方をWEB上で探し出し、インディーズレーベルから音楽を仕入れ、本なども出版社から仕入れ、洋服も扱い、WEBサイトも知り合いを通じてドメイン+サーバー用意など、作成していきました。


そしてOPENまでこじつけました。


OPENまでの達成感は今までに感じたことのないものだったと記憶しています。

そこから毎週土日祝、お店をOEPNさせ、展示を開催し、お店をやっていくために日々営業活動を寝ないで行っていきました。


自分で何かを成し遂げたことは今でも最高の経験であり、思い出の1つです。

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-ビジネスマンのためのマネジメント術-

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