強みは周りからの評価でもある
マネジメントは、こちらでも書いているように「有限な資源の中で、成果を最大化のためにする行為」を指しています。
それら行為をする上で大切なのが「強みの発揮」です。
マネジャーの多くが「強み」ではなく、「弱み」に目がいってしまいます。
強みを活かして(伸ばして)チーム運営するより部下(メンバー)の弱みを指摘する方が簡単なので、そちらに流れてしまいます。
しかし、それでは成果の最大化に繋がりません。
今回はこの「強み」について少し書いてみようと思います。
『「強み」を教えてください。』
こう言われて何を思い浮かべるでしょう。
・積極的に~できる
・細かい点や誤字脱字に気づくことができる
・諦めない心を持っている・コミュニケーション能力が高い(漠然としているのでこれは微妙です)
・問題が起きた時に論理的に解決策を提示できる
おそらく、
それは「他者(他社)に褒めてもらったり、認められたこと、比較したこと」ではないでしょうか。
自身・自社の強みは「コレ」だ!!
という強い気持ちを持って強みにしていくことも大切ですが
多くが他者からの評価であると考えています。
ですから同時に
「強みは?」と聞かれて答える側は
結果としての他者からの評価(≒考課の意味での評価)をどれだけ受け入れているか、
周りをどれくらい見れているか、
自身の振り返りをどれくらいできているのか、
も問われます。
答えられない人・ずれている人は、
周りからの評価を受け入れられず自身で評価している、
周りが見えてない、そんな人が多いように感じます。
評価は自身ではなく、周りがするものです。
周りとは、マーケットであり、顧客であり、見込顧客であり、同じ会社の社員であったりします。
得意(強み)・不得意(弱み)と、好き・嫌いは圧倒的に違います。
このような差異も正しく自身・自社を把握していないと混同してしまいます。
正しく「強み」を捉えて、「強み」を発揮して仕事をしていきたいものです。
だからこそ、周りからの評価をしっかりと受け入れ、周りを見て仕事する方が良いと考えます。
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