再現できるかどうかの重要性。

マネジメントで大切にしていることの1つに「再現性」があります。


再現性とは、ある事象がテーマとなった時に、それを成り立たせていると考えられる要素や要因に還元したときに、同じ要素や要因を条件として整えた時に、再びまったく同じ事象が起こる性質をそなえていること。 …Wikipedia


つまり再現性とは事象が再現すること


何か施策や戦術などを行い、成果として現れたことが「再度行えるか(行わないか)」が重要だと思っています。


だからこそ始める前の

「計画や想定や仮説」を重要視し、

その計画が終わった後に

その成功を「再現するには?」

その失敗を「繰り返さないためには?」をセットで考えることが大切です。

この振り返りが行えないのであれば、そもそもその計画や戦術自体…ということです。


細かいことを言うと、時流や力量にも左右されるので全く同じ再現は起きにくいと考えていますが、限りなく再現するにはどうするか、を考えます。


営業でいえば、契約までのステップにおいて

アプローチ→担当者接点→アポどり→商談→提案→見積もり提出→契約があり、

そのそれぞれの確率をおおよそ知ることで「契約(獲得)計画」が立案でき逆算しやすく「再現性」が高いと考えられます。


余談ですが、営業で言えば自身でコントロールしにくいことに時間を掛けるのではなく、コントロールできることを把握し進めていくことは次に大きく繋がると考えます。


もちろん、それぞれのステップにおける力量(トーク/提案書)が関係しているのは前述の通りです。


ECサイトでいえば、注文までのステップにおいて

流入→会員登録→購入検討段階の提案→注文があり、

そのそれぞれの確率をおおよそ知ることで「計画」が立案でき逆算しやすく「再現性」が高いと考えることができます。

こちらも、それぞれのステップにおける力量(コンテンツ 導線)が関係しているのは前述の通りです。


「継続は力なり」のところでも書きましたが1度の奇跡や頑張りは今後にとってはあまり意味がなくそれが継続できるか、再現できるかどうか、が重要と考えています。


職種・商材にこだわらず再現性を意識して進めていくことをお薦めします。

だからこそ「計画」を立てることに意義がある、とメンバーにも説明ができますしね。


0コメント

  • 1000 / 1000