「楽しもうとしているか?」という問いかけ
マネジメントで意識していること以外で、
「普段仕事では何を意識していますか?」という質問に対しては、
「スピード」「継続」「楽しもうとする」「伝わり方」「顧客をパートナーと考える」「相手に興味を持つ」「本気になれるかどうか」「信頼関係の構築」などと答えています。
その中で今回は「楽しもうとする」に関することを書きます。
巷では、「楽しいことしかしないで良い」という論調があります。
正に、その通りです。
しかし、中々その状況が見えず、その状態にはなれず、「それは一部の優秀な人だろう」と思ったりして、悶々としている方も多いように感じます。
仕事をしていて、つまらない・辛い・気持ちが乗らない・モチベーションが…
そんなマイナスになった感情やなりそうな雰囲気に対して「楽しもうとしているか?」と声を掛けてみると、変わったりはしないですか?
自分から楽しもうとしていないのに「つまらない・辛い・気持ちが…」が始まり、正に気持ちの持ちようで悪い方向に進んでいったり、逆に楽しもうとすると何とかなることも沢山あります。
私も何度も自分に「楽しもうとしているか?」を問いかけたことがあります。
ネガティブになって良いことを経験したことがなく、リスクをきちんとおさえるという意味で事前に検討することはありますが、基本的にポジティブに楽しもうと考えるようにしています。
ネガティブな気持ちっていうのは、実は自分自身で「ネガティブな方」を「選択」をしていると思っていて、そこでポジティブである「楽しもうとする」を「選択」するだけな気がしています。
これは、「無理やり楽しむ」という「楽しむことの強要」ではありません。
意外にやってみて楽しもうとすると、楽しいと感じることも多いと思いますし、気持ちの持ちよう次第で楽しくなることも多いです。
無理して「つまらないこと」をやる必要は何もないと思いますが、自身で可能性を小さくする必要もありません。
ちなみに私は、この習慣もつき、比較的何でも楽しいですし、大変とも感じません。
元々、ある意味でひねくれていますが、「全てが楽しい」「全てがラク」という考えをあまり持っていないので、少しつまらないことが起きたり、大変なことが起きても想定内という考え方でいられて、ある意味で「楽しい」へのハードルが低いタイプなのかもしれません。
楽しもうとしているのか?
この質問を自らに問いかけ続けていきたいと思っています。
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